未分類
「新・NPOが動く社会が動く」発刊
桂書房刊の「新・NPOが動く社会が動く」で国際化とダイバーシティという項目の執筆をさせていただきました。
県内で活動されている9団体とNPO人として3名の方について取材して掲載してあります。
機会があればお読みください。
令和4年度多文化共生フォーラム「多文化共生で地域が変わる」
令和4年度多文化共生フォーラム「多文化共生で地域が変わる」の第2部パネルディスカッションにパネリストで登壇させていただきました。
第1部は数学者で大道芸人で12か国語を自在に操るピーター・フランクルさんと とやま国際センターの大道芸人?ノリックさんこと中村さんとの対談でした。自分を主人公にする生き方の大切さ、国際人とはどんな人かなどなど、ピーターさんならではの視点で興味深いお話がたくさんありました。お得意の大道芸もご披露してくださり、会場を盛り上げていました。
第2部のパネルディスカッションでは、シルビアさんが母語教室のことやBravesの活動紹介を、私からは県内外の多文化共生の地域づくりの事例を紹介しました。
多文化こどもサポートセンターを開催している太閤山コミュニティセンターの前センター長の丸池さんや、サポーターの喜さんのビデオメッセージもありました。
「災害時のやさしい日本語講座」を担当させていただきました。
「やさしい日本語」って、「やさしい」と名前がついているように、表現がとてもわかりやすく、やさしい日本語なのですが、いざ、緊急時にわかりやすい日本語で伝えることは、なかなか難しいことです。
全国各地で「やさしい日本語」への取組みが進んでいますが、私たちもその一部でも担えることができれば、という思いで講座を承ることがあります。
今回は、福井県内の各市町の危機管理・防災担当職員向けの研修会で、いざ、実際に災害が起きたときに、わたしたち職員は、どういう情報発信をしていけばいいのだろう?というところへ関心を寄せてほしい内容になっています。
(公社)ふくい市民国際交流協会からのご依頼で、研修をさせていただきました。
オンライン研修につき、ひとりひとりの表情はわかりかねるものの、みなさん、熱心に取り組まれていたご様子は伝わってきました。
各地でこうした研修が開催され、つたない日本語の外国人のみならず、高齢者や子供もふくめて、わかりやすい、つたわりやすい情報伝達について、考えていきたいと思っています。
今回は、貴重な機会を提供してくださり、ありがとうございました。
また、他の自治体さんからのご要望もお待ちしています。
どうぞよろしくお願いいたします。
世界自閉症啓発デー@世界遺産菅沼合掌造り集落LIUB2020中止のお知らせ
毎年4月2日は、世界自閉症啓発DAYです。
2012年から毎年開催してきた世界遺産五箇山菅沼合掌造り集落でのライトイットアップブルーですが、この度の新型コロナウイルス感染症拡大防止のため中止となりました。
今年はブルーライトアップのほかに、障害者スポーツ体験、地元平高校とのコラボ企画、そしてとびきり素敵なゲストを東京からお迎えしての講演会も予定しておりましたが、これらは全て来年へと持ち越しとなりました。
イベントがなくても4月2日が世界自閉症啓発デーであることに変わりはありません。
ダイバーシティとやまではこれからも、自閉症や発達障害の理解が少しでも進むように、そして、一人一人が生きやすい地域社会を目指して、活動を続けていきたいと思います。
そして、来年はきっと青い光に照らされた世界遺産菅沼合掌造り集落で皆さんとお会いしたいと思っております。
鯖江市で「やさしい日本語」の研修会が開催されました。
2019年2月6日(水)に武生商工会館で、ふくい市民国際交流協会、鯖江市国際交流協会、越前市国際交流協会からなる外国人の防災対策事業実行委員会主催の「外国人の防災対策事業研修会」に参加してきました。
代表の宮田と事務局長の柴垣の二人が講師として出講するのは非常に珍しいケースなんですよ。研修の内容以前に、ちょっとプレミアム感のあるレアな研修会となりました。
さて、依頼内容は、災害時の外国人支援における「やさしい日本語」の理解促進を図るものですが、「伝わる日本語の本質を捉え、防災啓発や災害時に円滑な外国人支援活動を行える支援者(職員)を育成することを目的とする」とあります。なかなか重たい感じがいたしますね。
今回は、前半の講義の部分を柴垣が、後半のグループワークの部分を宮田が受け持つ形で実施いたしました。
柴垣からは、災害時にどうして外国人への支援が必要になってくるのか、その支援内容や情報提供のあり方などを全般的に網羅して解説し、それを踏まえて、やさしい日本語の有効性について、お話させていただきました。
宮田からは、まず、やさしい日本語の事例紹介や基本的なルールの紹介を行った後、個人ワークでいくつかの課題に取り組みました。いくつかの課題に取り組む中で、参加者の頭の中も「やさしい日本語」へとシフトしていっているようでした。日々、接している日本語学校の学生たちの声も織り交ぜながらお伝えさせていただきました。その後、実際にNPO法人多文化共生マネージャー全国協議会(実際に東日本大震災や熊本地震等において支援活動を行った実績のある団体)が作成した災害関連情報を、各グループでやさしい日本語へと翻訳していただき、原稿を作成してもらいました。
最後に全体共有ということで、各グループが作成した「やさしい日本語」の原稿を発表いただき、宮田、柴垣からいくつかコメントをさせていただきました。
今回の参加者は、各市町の行政職員(そのほとんどが防災担当部署の職員)が大半とのことで、被災時には情報発信の最前線に立たれる方たちでした。
最後のグループ発表を見ていると、ほぼ初めて取り組む「やさしい日本語」であるにも関わらず、とても素晴らしい模範的な「やさしい日本語」になっており、みなさんの能力の高さに感動を覚えるとともに、非常に頼もしく思えた次第でした。
いつ、どこで発生するかわからない災害ですが、福井県内では今回の研修によって被害の度合いが少しでも軽減されるのではないかなと思います。
主催者のみなさま、参加者のみなさま、ありがとうございました!
越前そばも美味しくて、お土産に買い求めたソースカツ丼、羽二重餅も絶品で、すっかり福井ファンになりました。また機会があれば、福井にお邪魔したいと思います!
とやま外国人活躍セミナーブラジル編にてファシリテーターでした
2018年6月16日とやま外国人活躍セミナーブラジル編でファシリテーターでした。
ブラジルのシルビアさんの住む町内の公民館で開催。町内の人とブラジルの人が集まって同じテーブルで問題を共有しました。まずはお互いどんな思いでいるのかを知る、小さいけれど大きな一歩です。近所で暮らしている人たちだからこそ、等身大の悩みも出てくるし、あったかい繋がりができる。今日はシルビアさんが美味しいブラジル料理も作ってきてくださったのですが、早速習いに行きたいという声も。
この日出てきたたくさんの問題を掘り下げてアクションプランを作ります。
アクションプランの発表は8月25日同公民館にて開催予定です。
明治大学での寄付講座のご報告
ダイバーシティとやまからの出講のお知らせです。
NGOダイバーシティとやまは、一般財団法人ダイバーシティ研究所と姉妹団体と(勝手に)自認しておりますが、10月24日に明治大学で「第3回「ダイバーシティ社会の形成とソーシャル・ビジネス~多文化共生~」と題した寄付講座を行ってきました。
詳しくは、当該講座を掲載しているサイトをご覧いただきたいと思いますが、このように紹介されています。
(http://diversityjapan.jp/diversity-lecture-2017/lec03/)
ダイバーシティ研究所では明治大学中野キャンパスと連携し、2017年9月より寄付講座「ダイバーシティ社会の形成とソーシャル・ビジネス」を学部生対象に開講しています。当講座では人的多様性に配慮した社会の実現に向けて、ゲスト講師によるダイバーシティの諸分野における知見や社会課題に関する講義と、受講生による社会課題をめざすソーシャル・ビジネスの企画・立案演習を実施しています。第3回は「NGOダイバーシティとやま」の柴垣さんに「多文化共生」を講義していただきました。
どうぞ、他の講座の記事と共にご笑覧くださいませ。
富山ロータリークラブ例会で卓話
8月22日に富山ロータリークラブの例会で卓話させていただきました。
今年度の富山ロータリークラブのテーマが「世界の中の富山ロータリークラブ」
その中で「富山の国際人」シリーズの卓話が全8回あるのですが、その第1回目のプロローグ的なお話をさせていただきました。
「地域を未來を拓くダイバーシティ」と題して、ダイバーシティの視点を持つことの大切さについて語ってきました。
そして、ちがいに気づきちがいを活かせるダイバーシティの視点を持っている人が真の国際人だと考えるとお話しました。
また、ロータリークラブということもあるので、ダイバーシティ研修についても少し触れてきました。
企業としてダイバーシティに取り組もうとしても、中途半端なダイバーシティでは組織を逆に停滞させてしまいます。
そのため、目に見える効果をしっかりと念頭に置いたうえで、組織内にダイバーシティを浸透させなければなりません。
企業用ダイバーシティ研修では
・ダイバーシティの基礎講座
・ワーク
・検証
の3つの構成で実施します。
ダイバーシティ研修に興味のある方はこのホームページのお問い合わせからどうぞ。
北陸都市国際交流連絡会研修会のご報告
7月7日(金)に、富山市国際交流センター会議室において、第24回北陸都市国際交流連絡会研修会が開催されました。
全体会では基調講演として「国際交流団体と自治体-協働で大切なポイント-」と題して、横須賀市から松本義弘さんを講師に迎えてお話をお聞きしました。
松本さんは、横須賀市役所在職時に国際分野においてその行政手腕を発揮され、その後も一般財団法人自治体国際化協会地域国際化推進アドバイザーとしてご活躍され、やさしい日本語はじめ、地域の多文化共生の推進のためにご尽力されている方です。また、一般社団法人日本フェアドレード・フォーラム認定委員として活動され、経済や社会の構造そのものが公正かつ持続的になることを目指してご活躍されていらっしゃるところです。高い見識を持ちつつも、身近に転がっている日常的な事例を紹介し、わかりやすく、私たちが目指していくべき姿についてのお話をいただきました。
その後、3つの分科会に分かれ、
(1)外国人市民を隣人として受け入れるために
(2)持続可能な日本語支援の在り方について~どうしたら続けられるのか?
(3)災害時の外国人支援について
と、それぞれのテーマに従い、それぞれの担当コーディネーターのもと、参加者同士が意見交換を行い、課題解決に向けたディスカッションが行われました。
ダイバーシティとやまでは、この分科会の「災害時の外国人支援について」のパートを担当し、これまでの災害時の外国人支援の事例紹介やその必要性について、また、目には見えないものの、継続して寄り添っていくことの大切さなどについて、お話させていただきました。
参加者のみなさんからは、新たな気づきについて、たくさんのご意見を出し合っていただき、今後、私たち自身が、また団体して活動していきたいことなどについて話し合い、理解を深めていきました。
ご参加のみなさんは、本当にさまざまなバックボーンを持つ方々がいらっしゃり、例えば、長く国際交流活動に貢献され、数々の渡航経験をお持ちの90歳を超える方から「本当に大切な視点での素晴らしい話でした」との感想をいただき、多様な人たちがそれぞれに活躍し、また支え合っていくことの大切さを改めて実感させていただきました。
ご参加のみなさま、また主催、関係者のみなさま、貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。ダイバーシティとやまでは、こうした多様なチャンネルからの情報発信にも努めてまいりたいと思っています。引き続きご支援いただきますようよろしくお願いいたします!
富山県高等学校国際教育研究会総会&ガールスカウト富山県連盟総会での講演のご報告
5月13日(水)には富山県高等学校国際教育研究会の総会で、また、5月17日(日)には一般社団法人ガールスカウト富山県連盟の総会で、それぞれ講演させていただきました。
「子どもたちの未来を拓くダイバーシティ」という演題で、高校の先生方向けには多文化共生の視点からのダイバーシティを、ガールスカウトでは女性が輝ける社会になるためのダイバーシティを中心に、それぞれお話しをさせていただきました。
後日、感想も寄せていただき、本当に嬉しく思いました。(画像は高等学校国際理解教育研究会総会での講演の感想です。)
クリックするとお読みいただけますよ。ご参考までに。
« Older Entries