高岡商工会議所青年部人材育成部会の講演会のご報告
4月25日(火)に、高岡市商工ビルにて、ダイバーシティに関する講演会を行いました。これは、高岡商工会議所青年部人材雇用委員会主催の年間を通じた事業計画の一部とのことで、今回の講演会はその皮切りになるものですが、雇用はもちろん、就業形態や働き方、雇用形態や多様な人材の活用などを検討し、地域商工業の発展に寄与することを目的としたものです。
ご依頼のあった時点から、ご担当者からは熱心なご意見をいただき、「現状を打開していきたい」という強い決意や変革への意思を感じました。「多様性を武器として、人を惹きつける企業になる」というご意向でした。
ダイバーシティとやまのこれまでの活動を振り返ると、普及啓発的な活動が多くを占めており、今回のご依頼のような具体的な組織への働きかけ、かつ、対象が県内民間企業であり、受講の対象者がその人事や採用の中核的な人たちであるということは、革新的なことだなと思いました。
この2週間ほど前にも、とある民間企業とダイバーシティに関するミーティングを行っていたことから、徐々にダイバーシティが浸透していることを実感するとともに、疑問や課題、その打開策などへの処方箋が必要になってきていることを実感しています。
ダイバーシティというと、「いろいろな人がいますよね」ということではありますが、実のところはそうでもなくて、また、企業戦略とかマイノリティ支援とか働きやすい環境づくりといったダイバーシティも多くあるものの、現実に適用させるためにはどこにポイントを置くべきなのか?というところがネックになってくると思います。
今回の講演会では、主催のご担当者の熱意を受けて、一歩切り込んだ講演を行うとともに、今後一年間を通じて行う事業計画の目標の部分についてお話させていただきました。
ダイバーシティとやまでは、ご依頼に応じて、さまざまな講演、研修、ワークショップなどを実施しています。
過去記事もご参考くださいますと幸いです。
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