ダイバーシティ・トレーニング第2回「多文化リテラシー」開催のご報告

2016-01-03

2015年11月28日(土)にダイバーシティ・トレーニング第2回「多文化リテラシー」を開催しました。

 多文化リテラシーとは、簡潔に言えば、個人が習得する多様な文化の違いと共通性を理解し、多様性の受容力を増すための知識を活用していく力のことです。

 今回は以下の言葉を考えることによって、自分が偏見を持たないつもりでいても、気づかないうちに物事を色眼鏡で見ているかを気付かされるワークでした。

 〇カルチャーショック

 〇ステレオタイプ

 〇価値観のちがい(目に見えない文化) 等

 

 例えば、普段見慣れている世界地図を逆さかにしてみると、今まで気付かなかったことがたくさん見えてきました。しかも、南半球の国々ではその見方が当たり前だと、参加者の方からに意見もあり驚きでした。

 

 今回の結論として、

・自分とは異なった文化背景を持つ人から学ぼうという姿勢

・その文化についてすでに持っているステレオタイプや推測をいったん捨てて、それを何度でも検証しなおす。

・透明なメガネで見る。

などを挙げてみました。

 

 参加された方からは以下の感想や意見をいただきました。

「差別していない」と思う私は本当にそうなのか見直す。

「自分と異なったモノを受け入れているつもりだったけど、できていなかったことに気付かされた。」

「異文化理解には相手の視点に立つ事」

「異文化の人々との交流には絶対的な基準はないとこがわかった」

「外国人に日本の文化を正しく伝えたい」

今回最も多かったのは時間が足りなかったという感想でした。これからも、内容を濃くして時間が足りないと思っていただけるようなワークにしていきたいと思います。



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