ダイバーシティ・カフェvol.12 開催のご報告

2016-02-08

12月18日(金)に、射水市太閤山コミュニティセンターで、第12回のダイバーシティ・カフェを開催しました。
今回の語り部は、想いをつなぐ人、キャンナス高岡代表の江畑美由紀さん。

 

 

 

江畑さんのこれまでの歩みは、こちらのブログもご覧ください。

「ダイバーシティとやま」な日々 江畑美由紀さん
http://blog.canpan.info/diversityt/archive/166

いきなりクライマックスですが、今日のカフェは笑いの涙あり、感動の涙あり、悲喜交交の涙ありのクロスオーバー。なんなんですかね!これこそが江畑さんのお人柄の真骨頂でしょう(笑)

衝撃的な本の紹介から始まったカフェ。
「ここからしか語ることができません!」「やっぱりここからです」と、本を片手に話し始める江畑さん。
よくよく考えると不思議な話なのですが、江畑さんは、「ちょっとそれは辛いよね」と、一言で「ツライ」と片づけるには、あまりにも多くのシンドイ経験を重ねています。なにが不思議かというと、今の江畑さんを見てしまうと「それは大変だったね」と、一言で言いたくなってしまうことなのです。

「ここからしか語ることができません!」
そう言い切ってしまうことが、回りまわって江畑さんの周囲の人を幸せにしているのかもしれません。江畑さんの力量が、周囲の人のシンドさも、軽くしているのかもしれません。

今回のカフェでは、江畑さんの個人的な経験はもちろん、さまざまな人との出会いもお聞きしました。江畑さんが敬愛していらっしゃる人のお人柄もお聞きしましたし、「江畑一人旅」から、さらにつながった人のお名前もたくさんお聞きすることができました。
人と人が出会い、気持ちを共有し、次への一歩を踏み出していく力を共にしていくということが、本当に大切なことなんだなぁーと思うに至るお話のひとときでした。

江畑さんは、臨床美術士でもあり、今回は短い時間ながら、参加者にその魅力を十二分に伝えていただきました。
そこでも、描き方や道具の使い方ではなく、白紙に向かった人が、どのように自分がその白紙に向かうのか、もしくは、その白紙に向かうという気持ちすら捨てて、描いていくことができるのか、ということを、ナビゲートいただきました。思い思いに描いていく線や色に、江畑さんが一言ひとこと色合いを加えていただき、江畑さんと共に作品を作り上げていく喜びを感じることができました。

こんな江畑さん。まだまだ私たちを楽しませて(?)くださいます予感に満ち満ちています。
さてさて次の一歩も、私たち、遅れずついて行きますよ!



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