ダイバーシティ・カフェvo.6&ダイバーシティ・ドリプラNext vo.1 開催のご報告

2014-12-18

2014年11月28日(金)に、高岡市のコミュニティハウスひとのまにて、第6回のダイバーシティ・カフェを開催しました。

今回は、昨年開催したダイバーシティ・ドリプラのプレゼンターのお一人、山元三百代さんが語り部ということもあって、ダイバーシティ・ドリプラNextの1回目でもありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは、昨年の山元さんの感動のプレゼンの上映から開始!

みなさんもぜひ、このプレゼンをご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=EPKqV23KSqA&feature=youtu.be

 

いきなり号泣の中から始まった山元さんの語りです。

その後も山元さんのブログ記事や、NPO通信の記事を片手に話が進みます。

ブログ記事はこちら

http://blog.canpan.info/diversityt/archive/135

NPO通信はこちら

http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/toku/npo/CK2013091702000180.html

ブログにもありますが、山元さんは中学生時代に、壮絶なイジメに遭い、それが原因で人間不信に陥りました。

けれど、どんなにつらくても決して学校を休ませてはもらえなかった。

今、ひとのまのコーディネーターとして頑張っている山元さんは、このときに不登校を経験しておけばよかったなぁと言います。

え?なんで?

その理由は、経験しておけば、誰かと話すときに、共感をもって話せるから。

ひきこもり、うつ・・・そういったことは、自分自身が経験しているので、自分の経験をもって相手にちゃんと話をすることができるけど、不登校は経験していないので、話をしていてもなんだか嘘っぽく感じてしまうと山元さん。だから不登校も体験しておけばよかったなんて、どこまで誠実、そして体当たりなんでしょう。

とにかく自分と同じような境遇や経験、想いを持っている人は放っておけない山元さん。

不器用でもいい、ぐちゃぐちゃでもいい。でも、やっぱり笑っていたい。

みんなで一緒に笑っていること以上に幸せなことってあるかなぁ。

 

そんなふうに、相手を全面的に信じてくれる山元さんなので、なかなか心を開かない子どもたちでも、いつの間にか山元さんのそばにくっついて離れなかったりするのです。ひとのまにとっても、もはやなくてはならない存在。それが山元三百代さんなのです。

 

その後は、みなさんからの質問タイム。

いろんな悩みを抱えているみなさんが、山元さんの言葉に気付きをもらっている様子をみて、ああ、本当に無駄な過去、無駄な経験なんて、ひとつとしてないのだなぁとつくづく思うのです。いろいろな傷を負った山元さんだからこそ、今、まさに彼女に想いをぶつけてくる人の気持ちが痛いほどわかるのです。

 

涙ながらに、でも笑顔で話す山元さんのお話に、参加者のみなさんもハンカチで目を押さえる場面が何度もありました。

ダイバーシティ・カフェの醍醐味は、語り部の本音が随所に織り込まれていること。

それ故、どうしてもオフレコが多くなってしまい、ここには書けないことがたくさんあるのです。とっても残念なことですが。

今回のこの記事を読んで、山元さんのお話を聴いてみたいと思われた方は、ぜひ一度、コミュニティハウスひとのまを訪れてみてください。

笑顔がとってもキュートな山元さんが出迎えてくれますよ(^^)

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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