2013年度定期総会報告
2013-04-26
4月20日(土)に、ダイバーシティとやまの定期総会を開催しました。
ただの総会だけじゃ、もったいない!ということで、今年度の総会も、第1部を総会議事、第2部をワークショップという2部構成で開催いたしました。一粒で何度も美味しいのが多様性を推進するダイバーシティのとやまの醍醐味!
第1部の総会議事では、昨年度の事業を振り返り、改めて、とてもたくさんの方々に支えられていたことを実感いたしました。数多くの喜びとたくさんの発見がありました。新たな気づきを活かし、次年度もしなやかな地域づくりに向けて、進んでまいりたいと思っています。
2012年度事業報告と2013年度事業計画は掲載のとおりとなっておりますので、ぜひぜひご一読くださり、私たちとともに、ダイバーシティ・アクションしてまいりましょう!
http://diversity-toyama.org/?p=838
今年度も多様なことにチャレンジしていきます!
今年はダイバーシティ・ドリプラ、ダイバーシティ・サバイバルキャンプなど、新たな取り組みもありますので、ぜひご参加ください!
総会にご参加くださった田畑裕明衆議院議員、ダイバーシティの必要性を言ってくださいました。
そしていつもダイバーシティ富山を応援してくださる平木柳太郎県議会議員
お二人とも公務ご多端な中、本当にありがとうございました。
第2部では、”多様性と対立”というテーマでワークショップを行いました。
まず、「偏見」「ステレオタイプ」をイメージしたり、定義することにより自分自身が持っている「偏見」や「ステレオタイプ」について向き会ってもらいました。
自分は「ステレオタイプ」ではないと思っていても、このステレオタイプの言葉(「男の人って・・・」「○○(国名)人(ジン)って・・・」)を使った方が便利なため、よく使っていることがあるなど、自分が待つ「偏見」や「ステレオタイプ」の言動に多くの方が気付かれました。
次に、「社会的な不公正」の事例として、女性経営者とそこに訪れたお客様に成りきってもらいロールプレイング。役を演じることによりどんな気持ちになるか体験してもらいました。これが大いに盛り上がりました!
役に成りきることにより、「相手がお客様だから、理不尽と思っても強い口調で言えないことがわかった」などの感想が聞かれました。役に成りきることにより、さらに白熱したやり取りが行われ、中には不公正な要求をしているはずの人が、逆に説得される場面も。。。
最後に、 「社会的な不正義に取り組む」と題して二つの事例をあげ、自分達ならどう対処するか、グループごとに意見を出し合ってもらいました。
発表された解決策の中には、実際対処した事例よりお互いのことを考えた素晴らしい提案もありました。
「対立は悪いことではなく、対立から勝ち負けでもwin-winでもないHAPPY-HAPPYを目指したい。人間が創造した社会だから、私たち人間が変えて行くことは可能。私たちの富山、世界を住みやすい場所にすることはできるはず」
事前に予定していたワークとは別のワークへと直前になって変更しましたが、参加された皆さんがワークを通して熱くなられる様子を見て嬉しく思いました。
予定していたワークを楽しみにして参加された方もいらしゃったと伺いましたので、次の機会にはぜひ、実施させていただきたいと思っています。
引き続き、ダイバーシティとやまの活動をお見逃しなく、お願いいたします!
ご参加くださったみなさんと一緒に
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